2013/06/28

真夜中の工場で大志を抱け!


夜、営業時間の終了した町工場で、
機械を貸してもらって、鉄を削る。
おれの群馬での日常。

日中は農業機械の現場を回ってるわけだが、
今はそれだけじゃ食えないから、夜に稼ぐしかない。

クレーンでパイプを吊り上げながら、
BGMにBeastie Boys。
ブーツはDr.Martens。

へそまがりのロックンロールに酔いながら、
今夜も志を熟成させるのさ。

そう、人生の楽しみ方は人それぞれってこと笑


2013/04/27

現場主義を徹底せよ!

左から、高垣、田中久敬さん(株式会社たなか)、梅澤隆司さん(株式会社シンコウギヤー)


今日は久留米市田主丸町から田中さん(株式会社たなか)が来てくれたよー!
http://horitoriki.jp/
田主丸町は植木苗木業が盛んで、柑橘系果樹の台木となるカラタチにいたっては生産シェア80%という地域。
そのカラタチの刈取機部品をご依頼頂いた縁で群馬まで来てくれたんだ。
一言で言えば、田中さんは機械の製造・改造・修理・販売を行う田主丸町のスーパー農機具屋さんなわけだ!

せっかくだから、ただ話すだけじゃなく思う存分に楽しんでいってもらいたい!
ということで、
旋盤工場(ユニーク工業)、歯車工場(シンコウギヤー)の現場を見てもらって、
日本一のやまといもを食べてもらって、太田のやまといも畑、深谷のネギ畑をご案内。
と見せかけておれが道中たっぷり勉強させてもらったんだけどね〜!笑

田中さんは生産の現場に入り込んで、農家さんとともに研究開発をする。
必要な機械は作る。徹底して現場に寄り添っている。
訪問販売などはしないが、日々の姿勢が信用で、結果的に販売も絶好調だ。
貴重な一日を割いて、群馬まで足を運んでくれたことからも伝わってくる。

どんなに小さな市場でも奮闘する方々がいる限り、共に闘える存在でありたいな。
おれは生産設備を持たなければ技術も持ってない。
だけど、おれがいるからこそ実現できることがあると思ってる。

田中さんが田主丸町であらゆるチャレンジを形にできるように、
サポートできる心強い存在にならないと!
と決意を新たにした一日でした。


それでは!今日はシンコウギヤーのスローガンで締めくくろうか〜

せ〜のっ


『今日もきっと良い事がある!』


2013/04/26

始まりの場所へ!


今日はあの有名な町工場、浜野製作所へ!

実は浜野製作所はおれにとって始まりの場所。
町工場を訪ね歩き始めた3年前かな、関満博先生の一言で墨田区に引っ越したおれは東京の樹海こと墨田区八広を歩いてた時に浜野製作所を見つけたんだよ。

やたらカラフルな町工場だなっ!!!
ああ!!!これがあの浜野製作所か〜〜〜!!!

と周囲をうろうろしてたら、
ありがたいことに片倉営業部長が中に招いてくれてね。
マジでありがたいと思ったんだけど、驚いたのが、完全なる不審者(おれ)に対しても浜野製作所のメンバーの皆さん一人一人が気持ちよく挨拶してくれたこと!
こりゃすげぇって、感動したんだ。

あれから3年が経って、今、おれは墨田を離れて群馬で農業機械をいじくってる。
修理・改造と並行して、現場から必要とされるパーツを可能な限り作っていこうと思ってる。
そのために、うまく、はやく、適価、を実現できる生産体制を整えなきゃならない。
という状況だから、浜野製作所に色々と教えてもらいに行ったんだよね!

突然のお願いにも関わらず、今日はまじでお世話になってしまった!
いつも丁寧に対応して頂いて、ありがとうございます。

いつか一緒にもの作りしたいんだよな〜!
その気持ちを胸に、明日も頑張るか!!!

 

2013/04/25

現場の作業にもっと細かく目を向けろ!


今日はね、農協の機械センターさんにふらり。
ここの課長はコワモテなんだけどマイペースでテンション高くてまじうけるんだ。笑

センタードライブ方式のロータリーについて話し合ってさ。
ハンマーでぶっ叩いてシャフト抜くのに、下手すりゃ一日かかるんだよね〜なんて。

おれもこの件でとある農機具屋さん手伝ったことがあるんだけど、
そのオヤジさんの自作のスライディングハンマーでカンカン引っ張り出したよ。
たしかに一時間近くカンカンやって、結果、2mmも出なかった記憶がある。。。
ついでにおれの腕はパンパンを通り越して、ハンドル握れなくなるレベルに疲労した。笑


で、ここからが重要なんだけど、
今回はどうやっても抜けなかったらしくメーカーに持ってったら、
自前で工具作ってて30分で抜けちゃったらしいんだ!
でも周りの農協もみんなそのやり方を知らないんだって。

え!!!
そんなやり方あるなら、絶対やるべきジャン!?
とにかくその状況!改善しましょうよ!!!

課長「だから作って欲しいんだYO!!!」
高垣「OK牧場!無い物は作らせてください!!!」
課長&高垣「ヨッシャー!!!!!」

農機具屋さんの作業効率化のための道具はマジで重要!!!

ってことで、あれこれ話し合って、
そっこー材料屋行って。

またこの材料屋さんがめちゃくちゃおもしろいんだけど、
1997年の時点で鋼材切り売りネット販売のHP立ち上げた人で、リアルなパイオニア。笑
会った瞬間におもしれぇ。笑
それでまたあれこれ話して、材料ゲットして、

ってところで、今日は終了!
超スピードで、ガンガン作ろう!!!

道具一つで常識は変わるんだよね。
工夫次第だよ。
そこに猛烈にロマンを感じるぅ!(感涙)


2013/03/17

群馬の地に流れ着き、一年。おれがしてきたこと。


時が経つは早いもので、群馬で生活を始めてすでに一年!
おれがこの一年で取り組んできたこと、ここで一度整理をしておくよ。

「町工場の加工技術を活かして、新たな仕事をつくる。」

金属を削る町工場の50m先でゴボウ作ってて、そのまた100m先には牛豚鶏。
そんな東京にはないリアルが溢れる群馬。
目一杯楽しませてもらってます。

この一年、ひたすら農業の現場を回ったよ。
家から半径40kmの農機具屋、メーカー、農協と、200軒以上に片っ端から飛び込んで話を聞いて、
まず農業機械の不具合をまとめた。
そして、それを解消できる製造業の加工技術を整理して、伝えて回った。
できない案件があれば、できる工場を探した。
技術的に不可能なものは、違う解決方法を模索した。

分からない話は、車に戻って猛勉強、ただそれの繰り返し。

農業を知るため早朝の市場にも入り浸った。
流通経路も虱潰しに見て回った。
地主のばあさんの厚意で、畑と工場も借りた。
朝は一反の農地を耕す。「農作業」を肌に染み込ませるため農業機械は使わない。テンガ一丁カマ一丁での夏の除草はヤバかった。笑
夜は、工場で機械をバラして組み立てて、壊れた機械を直す。独学でエンジンのオーバーホールをして。

と、できる限りの工夫しながら、
2012年は実際に50件以上の仕事をつくってきた!
ユニーク工業・森下鉄工・シンコウギヤーとタッグを組んで、チャレンジ次第で、できないと思われていることもできるようになる、ことを証明できた。
他人にできないことができる、ということが、価値の源泉、であるならば、
利益率を高めるための工夫ができればこのサービスを継続させられる。

群馬一年目はこれでOK牧場!!

二年目の目標は、

・群馬の農工地場ネットワークの深化
・関東平野の産地間比較
迷わず今日も頑張ろう!


と、
一年ぶりの更新でした〜


2012/02/01

2012年2月、群馬へ。 〜迷わず行けよ!行けば分かるさ!〜

左から、高垣、はびろん(ユニーク工業)


さてさてさて!やってきました、変化の時!!!
タイトルの通り、群馬に引っ越しです!

目的は二つ。
一つは、桐生エリアを中心に今も元気にやってる繊維工場を回ること。
もう一つは、
はびろん(ユニーク工業)とタッグを組んで、農機具カスタマイズ計画を進めること。
『地域の製造業が連携して地域の農業を支える仕組み』をつくる、
と言うとカタイけど、
まぁ、町工場の設備や技術を活かして、農業機械の特注メンテナンスをするっちゅうことなんだ。
A-1優勝もきっかけとなって、一緒に深堀りしてみようかという話に。
製造設備を持たない高垣が研究者から当事者になれるチャンスでもあるから、
まぁ〜四の五の言わず、やってみよう!!!笑

はびろんちの部屋(大学生になって出て行った息子の部屋)もらってそこで生活するんだけど、
まさか27歳になって43歳のオヤジと同棲し始めるとは。。。@@;
ガハハハハ!笑

墨田で製造業のイロハを教わり、
墨田の皆さんに何も恩返しできぬまま群馬に行くことになってしまったけど、
僕の動きが、巡り巡って、役に立てるよう、
一所懸命頑張ってきます!

つーことで!
行ってきま〜〜〜す!!!^^/


2011/09/25

「雇用をつくることこそが、最大の福祉である。」三澤誠

左から、三澤誠さん(エヌ・イー・ワークス)・高垣


間違いなく三澤誠をフォーカスした方が良い。
人に会って感動したのは、久しぶりだよ。
この人はおもしろい。


ちなみに、去年、貧乏を極めていたぼくは、三澤さんが島根からお米を送ってくれたおかげでなんとか生き延びることができました。笑

この時夏だったのに・・・ 顔色悪いよねw



2011/09/05

製造現場にはリズムがある!


左から、高垣、岩井保王さん(岩井金属金型製作所)、浜野慶一さん(浜野製作所)、鈴木一琥さん(舞踏家)、谷本琢さん(ミュージシャン)


ひょんなことから一琥さんと出会い、昨年の冬に生まれたのがこの作品!
工場の作業工程を映像作品化して、
工場の作業音を音楽作品化して、
実際の町工場を劇場にショーを行いました〜!
こんな試み、たぶん日本で初めてなんじゃないかな?

日々、工場を回ってる自分としては、
製造現場と日常生活の乖離にすごいもったいなさを感じてるんだ。

本来、「つくること」と「いきること」は同じような意味を持っていたはずだけど、
現在では切り離すことが前提になってて。
「つくること」は(語弊があるかもしれないけど)迷惑な対象でさえある。
一般の人達にとっては、「つくること」が住環境としては心地良くないんだね。
もちろん、企業としても工場を集中させた方が都合が良いし、品質管理の要求が高まれば高まるほどクローズせざるをえない。
これからも離れる一方だよ。

でも自分の体験からすれば、「つくること」を知れば知るほど日常生活は立体的になる。
これはどうやって作ったのかなって考えながら歩いてると、殺風景だった街が一変するんだ。
少なくとも、おれの生活はめちゃくちゃ豊かになったよ。

だから、こういう形で、普段工場に入るきっかけがなかった人が現場に足を運ぶ機会を作れたことは素敵なことだったと思う。
ショーは定員オーバーの50名で皆さんにも楽しんでもらえたみたいだったし、なにより浜野さん(株式会社浜野製作所)も岩井さん(有限会社岩井金属金型製作所)も喜んでくれたから。
自分ごとだけど、工場見学とは違うアプローチで、自分のルーツであるダンス、音楽、映像をもって展開できたことも嬉しかった。

まー言いたいことたくさんあるんだけどさ!
文章めちゃくちゃになっちゃうから、とにかく最後に一言!

今年も、これは継続していきたいよね〜〜〜♪

下記、昨年の概要を紹介!
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すみだフリオコシ〜フリの現場・現場のフリ〜
vol.1 「おこす〜OKOSU〜」
すみだフリオコシとは、すみだに多くある個々の町工場の音、リズム、作業工程の中に潜む「フリ」(振り付け)を型におこし、共有するプロジェクトです。
今回は、映像と音楽・ダンスの交錯するライブパフォーマンスをご覧いただきます。
その後、アフタートークを予定しています。(浜野慶一氏 岩井保王氏 高垣達郎 鈴木一琥)

Volume.1 「おこす〜OKOSU〜」 
おこす。金型をおこす。図面をおこす。
おこすという言葉は何かを始めるときによくつかわれる言葉であるが、町工場で使われるそのニュアンスは微妙に違うように思う。
おこすとは、ただ何かを始めるということのみでなく、ひとつの財産を生み出す作業であり、夢と覚悟が同居したものづくりの始まりを表わしているのかもしれない。
今回のフリオコシ。おこすことから始めてみようと思う。
現役の町工場で今までおこしてきた、おこしつづけている現場の方たちと、私たちは何が出来るのか。
工場の息吹とダンスの融合するささやかな試みにぜひ、お立ち会いください。

日時:2010年2月11日(金・祝) 17時30分開場 18時開演  
場所:浜野製作所 プレス金型工場2F
東京都墨田区八広4−38−1
定員30名(要予約) スペースの都合上、立ち見の可能性もあります
ご予約・お問い合わせ 
sumida.furiokoshi@gmail.com
料金:1000円(ドリンク付き)
構成・振付 鈴木一琥
音楽 谷本琢
映像 大津伴絵
舞台監修 幸和紀(Tetra Logic Studio)
制作 高垣達郎
協力 (株)浜野製作所 (有)岩井金属金型製作所
ブログ 
http://furiokoshi.blogspot.com/

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2011/08/31

町工場を背景に・・・

ガリガリ君が大当たり〜♪♪♪


大量印刷していたら・・・

プ、ぷぷぷぷpプリンターが熱を出しました!!!!汗

機械も人間も変わらないんじゃない?ということで、
アイスノンと扇風機で冷やしてみたら治りました〜!笑 @ユニーク工業事務所


島根県の将来を担う男!!

宍戸俊悟さん(島根県奥出雲町役場/内閣官房)


ミイラみたい!笑
あっははは!笑

宍戸さんの話はこれにて終了〜♪


2011/08/22

A-1グランプリ全国大会最優秀賞〜〜〜!笑


姉さん!まさかの展開です!

以前にこのブログで紹介したおれの群馬の下宿先のハビさん(ユニーク工業/下請の底力)と農業技術通信社主催「A-1グランプリ2011」に出場した結果、大変高い評価をして頂きました〜!笑

おれはプロデュース役として、金属加工のオヤジが農業の世界でどうインパクトを残せるかだけを考えて資料を作ったんだけど、
笑い取ったもん勝ちで、仲間をつくれればいいって話してただけなのに、
関東大会でグランプリをもらってからは、ユニーク工業専務と自称研究者の二人は完全に欲を出してたよ。笑
「優勝が確信できるまで打ち合わせだ!」とか言っちゃってさ、
軽トラの中で繰り出されるおっさんのドヤ顔なんて、二度と御免だゼ!!!

そんなピュアなやり取りを重ねて受賞できた、どたばたグランプリ。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。


プランは「農機具カスタマイズ計画」なるもの。
キヨシさん(森下鉄工所)とハビさんが地域の農家さんの要望に協力してきたことを種にして、農工ネットワークのプロトタイプを北関東から立ち上げます、というもの。
すごく重要なテーマであることは間違いないよ。

今回色んな人達と話して、想像以上にニーズがあることが分かったよ。
一言で言えば、農機メーカー頼みのものづくりには限界があるってこと。
会う人みんな農機に対して問題意識を抱えてた。

キヨシさんとハビさんは、近所の農家さんの要望に協力してきた。
今回は、そうやってこつこつ残してきた成果を、ビジネスモデルとして再構築してみただけなんだ。
それが農業界のニーズにはまって受賞につながったわけだけど、
今の日本に本当に必要で、本当に評価されるべきは、
事業じゃなく、地域に寄りそう町工場の姿勢だよ。

自分を活かせる場所はないか?
自分が貢献できることはないか?
一つの場所に閉じこもることなく、常にフットワークを軽く。
現場の声と社会の変化に対応していく姿勢こそ、おれはグランプリだと思うんだ。

キヨシさんハビさん、これからも頑張ろうぜ。

か〜ら〜の〜

A-1グランプリ関東東海大会最優秀賞!


2011/03/03

下宿先はコチラ!

羽廣保志さん(有限会社ユニーク工業)

ユニーク工業・・・
ク、クククク!

名前がベタだな〜と思わせておきながら、
名前以上にユニークなのがハビさんだ!笑
ぎゃははははは!

金属加工職人だが、農業を始めてしまった。
耕作放棄地の増加による鳥獣被害を食い止めるべく農学部にまで通い始めてしまった。
そして農地を食い荒らすイノシシを退治するべく、「イノダー」を開発。
イノシシが嫌いなカプサイシン入りの蚊取り線香のような商品だ。
http://sokozikara.com/inoda/index.html
すぐさまメディアも駆けつけたものの、なんと撮影中にイノシシが「イノダー」を食い尽くす!
予想外の展開にプロデューサーもレポーターもカメラマンも大慌ての中、ハビさんは涙を流す。
気を取り直し「イノダー2号」を開発。
今度は食べられないように万全を期して器をつけたら、雨水が溜まって水没。
あっはははは!笑

しかし、このオヤジはへこたれない。
今後どうなるかは分からないけど、おれは応援していくし、ハビさんは笑いながら生きていくはずだ。

人は、1年あれば変われるよ。
必ず変われるよ。

「自分はこれしかできない。」
そう思ったらダメだよね。
いつからだって、チャレンジできるんだからさ。


2011/03/01

産業の発展と衰退って、、、



関満博先生が現場を重視しているのは、”人”を見るためだと思うんだ。
まず、その産業を構成する人達が、どんな仕事をしているかを丁寧に見て回らなきゃならない。
少なくとも、産業全体を(よく耳にするような)事業所数の増減で感情的に論じるのは間違いだよね。

清成忠男先生の本に、「産業政策において、産業振興政策と社会政策をはき違えてはならない。」と書いてあったのを思い出すよ。

成熟期に入った産業においては、
それまでと同じ事をしていたければ、生活する国や地域を変えなければならないし、
生活する国や地域を変えたくなければ、それまでと違う事をしなければならないし、
それを受け入れられないなら、生活水準を下げなければならない。

って自転車をこぎながら思ったよ。
でもこれは何にでも言えるよね〜!

う〜ん、小難しいこと考えても仕方ねんだけどね〜

明日から、本格的に桐生入り!
カブと寝床を確保して、繊維産業の変化を感じに行くぞ〜!

テーマは、「生き残る」!