2013/03/17

群馬の地に流れ着き、一年。おれがしてきたこと。


時が経つは早いもので、群馬で生活を始めてすでに一年!
おれがこの一年で取り組んできたこと、ここで一度整理をしておくよ。

「町工場の加工技術を活かして、新たな仕事をつくる。」

金属を削る町工場の50m先でゴボウ作ってて、そのまた100m先には牛豚鶏。
そんな東京にはないリアルが溢れる群馬。
目一杯楽しませてもらってます。

この一年、ひたすら農業の現場を回ったよ。
家から半径40kmの農機具屋、メーカー、農協と、200軒以上に片っ端から飛び込んで話を聞いて、
まず農業機械の不具合をまとめた。
そして、それを解消できる製造業の加工技術を整理して、伝えて回った。
できない案件があれば、できる工場を探した。
技術的に不可能なものは、違う解決方法を模索した。

分からない話は、車に戻って猛勉強、ただそれの繰り返し。

農業を知るため早朝の市場にも入り浸った。
流通経路も虱潰しに見て回った。
地主のばあさんの厚意で、畑と工場も借りた。
朝は一反の農地を耕す。「農作業」を肌に染み込ませるため農業機械は使わない。テンガ一丁カマ一丁での夏の除草はヤバかった。笑
夜は、工場で機械をバラして組み立てて、壊れた機械を直す。独学でエンジンのオーバーホールをして。

と、できる限りの工夫しながら、
2012年は実際に50件以上の仕事をつくってきた!
ユニーク工業・森下鉄工・シンコウギヤーとタッグを組んで、チャレンジ次第で、できないと思われていることもできるようになる、ことを証明できた。
他人にできないことができる、ということが、価値の源泉、であるならば、
利益率を高めるための工夫ができればこのサービスを継続させられる。

群馬一年目はこれでOK牧場!!

二年目の目標は、

・群馬の農工地場ネットワークの深化
・関東平野の産地間比較
迷わず今日も頑張ろう!


と、
一年ぶりの更新でした〜