2013/12/22

ウォシュレットを求めてパチンコ屋へ駆け込んだら… part2


なんと師範がいましたっ!!!!!!





※今回は事前に情報を掴み、会いに行きました。


2013/10/19

本庄精密農法研究会


埼玉県本庄市の『本庄精密農法研究会』に講師(一応)として呼んでもらいました!

アンダーグラウンドのさらにアンダーグラウンドからついにメジャーシーンに顔を出す時が・・・

本庄精密農法研究会は、東京農工大学の澁澤栄先生がベースとなって、
有志の農業者を中心に流通業者なども連携して、農業情報化の先進的な取組を進めてきた集団なんだ。
(詳しくはコチラ→http://honyasai.jp/pc/pf/pf01.htm)
澁澤先生はおれが語るのも恐れ多い程に農業界で有名な先生。
実は東京で町工場を訪ね歩いてる時に、もう3年以上前かな、
同じく東京農工大の千賀先生と知り合ったことがきっかけで澁澤先生の研究室に呼んでもらって。
その時は農業機械に関係するとはこれっぽっちも思ってなかった。
当時先生は農業機械学会の会長でもあり製造業の話を色々と教えてもらったけど、
おれは先生の話の9割5分理解できなかった。
話の展開の速さに全くついていけなかった。
鉛筆ナメナメひたすら勉強してたはずなのにと、あまりのショックに膝から崩れ階段を転げ落ちそうになったことを覚えてる。
で、時は流れ、
気付けば農業機械にずっぽり浸かってるおれは、現状報告とアドバイスをもらおうと澁澤先生を再び訪ねた。
あの時からだいぶ鍛えてきましたからねぇと意気込んだものの先生の話にはまだまだ8割方ついていけず、両手で力の限り手すりを掴んで階段を降りるハメになる。笑
だけど何かが伝わったのか「君おもしろいから勉強会で話せ」ということで、
今日に至ったよ。

東京の町工場で見てきたこと、桐生の繊維町工場で気付いたこと、農業機械の分野で取り組んできた事、おれが何を見て何を考えているか、伝えさせてもらった。
お前のパーソナリティーから話せということだったから、もちろんMC HAMMERのこともw

専業農家として真剣に営農されてきた農家さんを前に、
またこの勉強会に呼ばれる講師の方達もすごいメンバーで、
相当に身が引き締まったけど、やっぱりこうゆう機会は本当に貴重なんだ。
常に頭をクリアにできてるのは理想だけど、
走りっぱなしだとどうしても煩雑になってしまう。
大晦日やお客さんが来る時に念入りに掃除できるように、
今回このような場を頂いたことで散らかりっぱなしだった自分の頭の中を少し整えることができた。
良いチャンスだった。

勉強会で話をして、手応えも感じることができた。
おれの話が具体的にどうゆう変化につながるかは分からないけど、
ここで終わりではなく、本庄の農家さん達との関係を始められれば嬉しいな。

最後に、
農業でも製造業でも同じだけど、
事業者・大学・行政でタッグを組んで実際に事を起こす地域連携は本当に稀少。
この研究会はさらに流通業者や農協も絡んでるわけで、それだけでもすごい価値がある。
今日は貴重な時間を頂き、前向きな輪に参加させて頂き、ありがとうございました。

本庄精密農法研究会
http://honyasai.jp/pc/index.html


2013/09/28

やたらでっけぇ稲だな〜と思ったら、、、


牛丼チェーンさん用の多収米なんだってよーーー!!!
車で流してるだけじゃ分からないけど、こうして現場に踏み込んで見てみれば「違い」に気付くことができるよね。
その「違い」に興味を持って追ってみれば、またひとつ世界が広がるんだ。

てかなかなかいい写真が撮れたな笑


2013/09/26

2013/08/23

壮大な工夫の痕跡 両合棚田/日本棚田百選


その時代、その土地で、人は生き残るために様々な工夫を凝らして、
自然のエネルギーを摂取可能な状態にして、体に取り込んできたわけだけど。

各地で山の斜面に石を積み上げて、棚田を作った。
山奥にすごいものを作ったなぁ・・・と感心するけど、
当時はそれが不可欠で、当然の生業だったんだね。
ここの棚田のように、現在は耕作放棄地に近い状態となっている場所も多い。
当時の生活スタイルに、必要性がなくなると、
その場所で築かれてきた生産能力も同時に失われていく。

これって日本人は失って良いものなんだっけ?
なんて考えてみても、
管理できない現実がある以上、虚しい。
自分にできることでもないわけで、考えるだけ野暮だよね。

大分県のとある山間部で、
大切なものが失われたのではなく、必要なくなったんだと信じたい。
生産技術から保存技術や物流システムに至るまで、
日本人は知恵を集め、棚田以上の工夫を生んだはずだって。
だからこの棚田は必要なくなったんだと信じたい。

もしそうでなければ、哀しいじゃない。


2013/06/28

真夜中の工場で大志を抱け!


夜、営業時間の終了した町工場で、
機械を貸してもらって、鉄を削る。
おれの群馬での日常。

日中は農業機械の現場を回ってるわけだが、
今はそれだけじゃ食えないから、夜に稼ぐしかない。

クレーンでパイプを吊り上げながら、
BGMにBeastie Boys。
ブーツはDr.Martens。

へそまがりのロックンロールに酔いながら、
今夜も志を熟成させるのさ。

そう、人生の楽しみ方は人それぞれってこと笑


2013/04/27

現場主義を徹底せよ!

左から、高垣、田中久敬さん(株式会社たなか)、梅澤隆司さん(株式会社シンコウギヤー)


今日は久留米市田主丸町から田中さん(株式会社たなか)が来てくれたよー!
http://horitoriki.jp/
田主丸町は植木苗木業が盛んで、柑橘系果樹の台木となるカラタチにいたっては生産シェア80%という地域。
そのカラタチの刈取機部品をご依頼頂いた縁で群馬まで来てくれたんだ。
一言で言えば、田中さんは機械の製造・改造・修理・販売を行う田主丸町のスーパー農機具屋さんなわけだ!

せっかくだから、ただ話すだけじゃなく思う存分に楽しんでいってもらいたい!
ということで、
旋盤工場(ユニーク工業)、歯車工場(シンコウギヤー)の現場を見てもらって、
日本一のやまといもを食べてもらって、太田のやまといも畑、深谷のネギ畑をご案内。
と見せかけておれが道中たっぷり勉強させてもらったんだけどね〜!笑

田中さんは生産の現場に入り込んで、農家さんとともに研究開発をする。
必要な機械は作る。徹底して現場に寄り添っている。
訪問販売などはしないが、日々の姿勢が信用で、結果的に販売も絶好調だ。
貴重な一日を割いて、群馬まで足を運んでくれたことからも伝わってくる。

どんなに小さな市場でも奮闘する方々がいる限り、共に闘える存在でありたいな。
おれは生産設備を持たなければ技術も持ってない。
だけど、おれがいるからこそ実現できることがあると思ってる。

田中さんが田主丸町であらゆるチャレンジを形にできるように、
サポートできる心強い存在にならないと!
と決意を新たにした一日でした。


それでは!今日はシンコウギヤーのスローガンで締めくくろうか〜

せ〜のっ


『今日もきっと良い事がある!』


2013/04/26

始まりの場所へ!


今日はあの有名な町工場、浜野製作所へ!

実は浜野製作所はおれにとって始まりの場所。
町工場を訪ね歩き始めた3年前かな、関満博先生の一言で墨田区に引っ越したおれは東京の樹海こと墨田区八広を歩いてた時に浜野製作所を見つけたんだよ。

やたらカラフルな町工場だなっ!!!
ああ!!!これがあの浜野製作所か〜〜〜!!!

と周囲をうろうろしてたら、
ありがたいことに片倉営業部長が中に招いてくれてね。
マジでありがたいと思ったんだけど、驚いたのが、完全なる不審者(おれ)に対しても浜野製作所のメンバーの皆さん一人一人が気持ちよく挨拶してくれたこと!
こりゃすげぇって、感動したんだ。

あれから3年が経って、今、おれは墨田を離れて群馬で農業機械をいじくってる。
修理・改造と並行して、現場から必要とされるパーツを可能な限り作っていこうと思ってる。
そのために、うまく、はやく、適価、を実現できる生産体制を整えなきゃならない。
という状況だから、浜野製作所に色々と教えてもらいに行ったんだよね!

突然のお願いにも関わらず、今日はまじでお世話になってしまった!
いつも丁寧に対応して頂いて、ありがとうございます。

いつか一緒にもの作りしたいんだよな〜!
その気持ちを胸に、明日も頑張るか!!!

 

2013/04/25

現場の作業にもっと細かく目を向けろ!


今日はね、農協の機械センターさんにふらり。
ここの課長はコワモテなんだけどマイペースでテンション高くてまじうけるんだ。笑

センタードライブ方式のロータリーについて話し合ってさ。
ハンマーでぶっ叩いてシャフト抜くのに、下手すりゃ一日かかるんだよね〜なんて。

おれもこの件でとある農機具屋さん手伝ったことがあるんだけど、
そのオヤジさんの自作のスライディングハンマーでカンカン引っ張り出したよ。
たしかに一時間近くカンカンやって、結果、2mmも出なかった記憶がある。。。
ついでにおれの腕はパンパンを通り越して、ハンドル握れなくなるレベルに疲労した。笑


で、ここからが重要なんだけど、
今回はどうやっても抜けなかったらしくメーカーに持ってったら、
自前で工具作ってて30分で抜けちゃったらしいんだ!
でも周りの農協もみんなそのやり方を知らないんだって。

え!!!
そんなやり方あるなら、絶対やるべきジャン!?
とにかくその状況!改善しましょうよ!!!

課長「だから作って欲しいんだYO!!!」
高垣「OK牧場!無い物は作らせてください!!!」
課長&高垣「ヨッシャー!!!!!」

農機具屋さんの作業効率化のための道具はマジで重要!!!

ってことで、あれこれ話し合って、
そっこー材料屋行って。

またこの材料屋さんがめちゃくちゃおもしろいんだけど、
1997年の時点で鋼材切り売りネット販売のHP立ち上げた人で、リアルなパイオニア。笑
会った瞬間におもしれぇ。笑
それでまたあれこれ話して、材料ゲットして、

ってところで、今日は終了!
超スピードで、ガンガン作ろう!!!

道具一つで常識は変わるんだよね。
工夫次第だよ。
そこに猛烈にロマンを感じるぅ!(感涙)


2013/03/17

群馬の地に流れ着き、一年。おれがしてきたこと。


時が経つは早いもので、群馬で生活を始めてすでに一年!
おれがこの一年で取り組んできたこと、ここで一度整理をしておくよ。

「町工場の加工技術を活かして、新たな仕事をつくる。」

金属を削る町工場の50m先でゴボウ作ってて、そのまた100m先には牛豚鶏。
そんな東京にはないリアルが溢れる群馬。
目一杯楽しませてもらってます。

この一年、ひたすら農業の現場を回ったよ。
家から半径40kmの農機具屋、メーカー、農協と、200軒以上に片っ端から飛び込んで話を聞いて、
まず農業機械の不具合をまとめた。
そして、それを解消できる製造業の加工技術を整理して、伝えて回った。
できない案件があれば、できる工場を探した。
技術的に不可能なものは、違う解決方法を模索した。

分からない話は、車に戻って猛勉強、ただそれの繰り返し。

農業を知るため早朝の市場にも入り浸った。
流通経路も虱潰しに見て回った。
地主のばあさんの厚意で、畑と工場も借りた。
朝は一反の農地を耕す。「農作業」を肌に染み込ませるため農業機械は使わない。テンガ一丁カマ一丁での夏の除草はヤバかった。笑
夜は、工場で機械をバラして組み立てて、壊れた機械を直す。独学でエンジンのオーバーホールをして。

と、できる限りの工夫しながら、
2012年は実際に50件以上の仕事をつくってきた!
ユニーク工業・森下鉄工・シンコウギヤーとタッグを組んで、チャレンジ次第で、できないと思われていることもできるようになる、ことを証明できた。
他人にできないことができる、ということが、価値の源泉、であるならば、
利益率を高めるための工夫ができればこのサービスを継続させられる。

群馬一年目はこれでOK牧場!!

二年目の目標は、

・群馬の農工地場ネットワークの深化
・関東平野の産地間比較
迷わず今日も頑張ろう!


と、
一年ぶりの更新でした〜