僕は製造業のメッカ・東京都大田区で育った。油の焼けるにおいがする町工場街だ。大田区は世界的に知られた産業集積地と言われる一方で、メディアは大田区製造業の苦境を報道し、街は年を追うごとに工場を解体していた。ある日、自分の実家も工場跡地に建てられていたことを知った。目の前に広がる工場を気にすることなく暮らしていた自分に「何かすべきことがあるんじゃないか」と思った。アテもなく東京の町工場を訪ね歩いたところ、人生は流れ、群馬の町工場のオヤジさん家で共同生活を始めることに。そして、群馬県太田市を拠点に、町工場と力を合わせて、農業機械のカスタマイズや破損部品の修復依頼を請け負うようになる。顕在化していなかった農業現場のニーズを集めて製造業界に新しい仕事をつくり始める。これは「町工場の加工技術そのものを農業者に向けてアプリケーション化したパイオニア」と呼ばれる男のブログ。
2013/04/26
始まりの場所へ!
今日はあの有名な町工場、浜野製作所へ!
実は浜野製作所はおれにとって始まりの場所。
町工場を訪ね歩き始めた3年前かな、関満博先生の一言で墨田区に引っ越したおれは東京の樹海こと墨田区八広を歩いてた時に浜野製作所を見つけたんだよ。
やたらカラフルな町工場だなっ!!!
ああ!!!これがあの浜野製作所か〜〜〜!!!
と周囲をうろうろしてたら、
ありがたいことに片倉営業部長が中に招いてくれてね。
マジでありがたいと思ったんだけど、驚いたのが、完全なる不審者(おれ)に対しても浜野製作所のメンバーの皆さん一人一人が気持ちよく挨拶してくれたこと!
こりゃすげぇって、感動したんだ。
あれから3年が経って、今、おれは墨田を離れて群馬で農業機械をいじくってる。
修理・改造と並行して、現場から必要とされるパーツを可能な限り作っていこうと思ってる。
そのために、うまく、はやく、適価、を実現できる生産体制を整えなきゃならない。
という状況だから、浜野製作所に色々と教えてもらいに行ったんだよね!
突然のお願いにも関わらず、今日はまじでお世話になってしまった!
いつも丁寧に対応して頂いて、ありがとうございます。
いつか一緒にもの作りしたいんだよな〜!
その気持ちを胸に、明日も頑張るか!!!