僕は製造業のメッカ・東京都大田区で育った。油の焼けるにおいがする町工場街だ。大田区は世界的に知られた産業集積地と言われる一方で、メディアは大田区製造業の苦境を報道し、街は年を追うごとに工場を解体していた。ある日、自分の実家も工場跡地に建てられていたことを知った。目の前に広がる工場を気にすることなく暮らしていた自分に「何かすべきことがあるんじゃないか」と思った。アテもなく東京の町工場を訪ね歩いたところ、人生は流れ、群馬の町工場のオヤジさん家で共同生活を始めることに。そして、群馬県太田市を拠点に、町工場と力を合わせて、農業機械のカスタマイズや破損部品の修復依頼を請け負うようになる。顕在化していなかった農業現場のニーズを集めて製造業界に新しい仕事をつくり始める。これは「町工場の加工技術そのものを農業者に向けてアプリケーション化したパイオニア」と呼ばれる男のブログ。
2013/04/25
現場の作業にもっと細かく目を向けろ!
今日はね、農協の機械センターさんにふらり。
ここの課長はコワモテなんだけどマイペースでテンション高くてまじうけるんだ。笑
センタードライブ方式のロータリーについて話し合ってさ。
ハンマーでぶっ叩いてシャフト抜くのに、下手すりゃ一日かかるんだよね〜なんて。
おれもこの件でとある農機具屋さん手伝ったことがあるんだけど、
そのオヤジさんの自作のスライディングハンマーでカンカン引っ張り出したよ。
たしかに一時間近くカンカンやって、結果、2mmも出なかった記憶がある。。。
ついでにおれの腕はパンパンを通り越して、ハンドル握れなくなるレベルに疲労した。笑
で、ここからが重要なんだけど、
今回はどうやっても抜けなかったらしくメーカーに持ってったら、
自前で工具作ってて30分で抜けちゃったらしいんだ!
でも周りの農協もみんなそのやり方を知らないんだって。
え!!!
そんなやり方あるなら、絶対やるべきジャン!?
とにかくその状況!改善しましょうよ!!!
課長「だから作って欲しいんだYO!!!」
高垣「OK牧場!無い物は作らせてください!!!」
課長&高垣「ヨッシャー!!!!!」
農機具屋さんの作業効率化のための道具はマジで重要!!!
ってことで、あれこれ話し合って、
そっこー材料屋行って。
またこの材料屋さんがめちゃくちゃおもしろいんだけど、
1997年の時点で鋼材切り売りネット販売のHP立ち上げた人で、リアルなパイオニア。笑
会った瞬間におもしれぇ。笑
それでまたあれこれ話して、材料ゲットして、
ってところで、今日は終了!
超スピードで、ガンガン作ろう!!!
道具一つで常識は変わるんだよね。
工夫次第だよ。
そこに猛烈にロマンを感じるぅ!(感涙)