2014/02/10

ここは踏み入れてはならぬ最果ての現場か? 希望に満ちたフロンティアか?


15歳の時あるダンサーとの出会いに始まり現在まで、
おれもああゆうオトナになりたい!との想いだけで人生を選択してきたけど、
30歳目前にして辿り着いたのはスリランカ人のスクラップ屋さ。

おもしろいことに、カタコトの日本語と優しく鋭い眼差しでこのスリランカ人は大事なことを言うんだ。

「私ハ人ガ求メルコトヲスルダケデス。デキル限リ人ガデキナイコトヲ追イカケテ、ネ。」

ほぼ青空工場で、ミッション割って、トラクター直してた。
そこら辺で集めてきたなって感じの不揃いの工具を使って。
雪で屋根が落ちたって大騒ぎしてたけど、すぐに復旧させて、たんたんと仕事を続けるんだろう。
このオヤジは25年前に日本にやってきたらしいけど、言葉も通じない場所で自分の領域を作って、そのエネルギーはすごいな。

日本の農業は大変だと口にするくらいなら、このオヤジの現場を見に行こう。
考えて動いて活路を見出すしかねえなって、未来への不安を語ることは無意味だと胸に響く。

未来は自分でつくるものさ。
余計なことは考えず自分なりのフロンティアを行こうぜ。

と改めて思った大雪の立春。